こんにちは。
東住吉区駒川にある手術前腰痛専門院
西川施術院の西革です。
今日はあなたが長年苦しめられている
慢性の腰痛から卒業するための
大腰筋の使いかたの話です。
大腰筋?
それってどんな筋肉?
もう10年以上運動らしい運動を
していないし、筋力も落ちてる...
今さら鍛えても仕方ないんじゃ。
ストーーーップ!
そんなことありません。
本当にまだ間に合います!
筋肉は運動不足が原因で使いにくく
なっているだけで、そこまで落ちていません!
身体はサビついているだけ!
きちんと動かしてあげれば
身体のサビはどんどん落ちていき
痛みを感じている部分に負担が
かからなくなります。
長年悩んでいる腰痛ともさよならできるかも?
というわけで、まずは大腰筋について
知ってもらいましょう!
みんなの味方!大腰筋!!
この赤く囲まれている部分が
大腰筋です。
大腰筋は腰の骨から始まり骨盤を通り
太腿の骨にくっつきます。
つまり、大腰筋は
上半身と下半身を繋ぐ筋肉なのです!
これとても大切です!
またこの筋肉は内臓とも関係が深く
大腰筋が硬くなることで便秘になりやすかったり
便秘が原因でさらに腰痛が酷くなったりと
様々な症状の起因となることがあります。
働きとしては
股関節から脚を曲げる時に働きます。
たとえば
歩くときや走るとき、階段を昇るときの
脚をあげる時に使われます。
腰の周りについている筋肉ですが
後ろからは触れません。
前からでも触ってマッサージするのは
なかなか難しい場所です。
この前にある大腰筋が硬くなったり
上手に使えなくなると
皆さんが普段感じている腰痛となります。
大腰筋は姿勢や運動に重要な働きをする
筋肉なので、ここが詰まると
普段痛みを感じる腰の筋肉に
負担が強くかかるようになります。
腰が痛い、しんどくてマッサージに行くけど
押されても何も感じない。
こんな経験がある方は
大腰筋が硬くなっている。うまく使えていない。
その可能性が高いです。
必ずしもマッサージの先生が
下手な分けではないと思います💦
ちょっと待って!
運動らしい運動は確かにしてないけど
通勤や仕事で結構歩いてるよ!
そう思う方もいるかもしれません。
残念なことにただ歩くだけでは
大腰筋は使うことはできません。
むしろ、間違った歩き方をすれば
腰痛や膝痛の原因となることになります。
なので大腰筋を使った歩き方を覚えて
慢性腰痛から卒業しましょう!!
まずは歩き方チェック!!
1:ひざを曲げたまま歩いていませんか?
A:それは太ももの前部を使って歩いているからです。
そして、腰も曲がっています。
歩くときに太ももの前にある「大腿四頭筋」を使うと
足が地面に着地する度に足全体にグッと力が入るため
それが負担となり膝痛や腰痛にもなります。
また、ひざが曲がりっぱなしということで
リンパの流れが悪くなり、むくみがとれにくくなってしまうのです。
歩くときは膝を伸ばして地面に着地し
しっかり足の裏の重心移動を行い、後ろ脚は柔らかく膝を曲げ引き寄せる。
膝が伸びる時間と曲がる時間がスムーズに交互に行われることで
脚の筋肉が血流やリンパの流れを良くするポンプになり
また、脚全体が偏ることなく使われるので、きれいで真っすぐな脚になっていくのです。
2:歩くとき身体が左右に揺れていませんか?
A:人間の股関節は、脚が前後に大きく開くことができる形になっています。
身体が左右に揺れるということは、真っすぐ前に進みたいのに
脚が左へ右へと出ているということ。
そういう歩き方をつづけていると膝関節・股関節が
少しずつダメージを受けます。特に内股、外股で歩いている人は要注意!
将来、変形性膝関節症になってしまう恐れがあります。
膝関節にある軟骨に負荷がかかるだけでなく
膝周りの筋肉にも負担になってしまうので
できる限り早く、身体を安定させましょう。
曲がってしまった脚や、杖の必要な生活にならないように。
人生が変わる大腰筋での歩き方
それでは早速大腰筋を使った正しい歩き方を
説明していきましょう!
①歩くときは膝を伸ばして地面に着地する。
②しっかり足の裏の重心移動を行い、後ろ脚は柔らかく膝を曲げ引き寄せる。
③頭は前に倒れず、頭から骨盤までがまっすぐになるように意識する。
膝が伸びる時間と曲がる時間がスムーズに交互に行われることで
脚の筋肉が血流やリンパの流れを良くするポンプになり
また、脚全体が偏ることなく使われるので、きれいで真っすぐな脚になっていくのです。
コツは、後ろ足に体重がかかる時間を少し長くすること。
そうすることで着地している脚の膝が自然と伸びて
スッと反対の脚が出るようになりますよ。
いかがでしたか?
歩き方一つとってもこれだけ意識することが
あるのです。はじめは大変ですが
慣れればあなたの身体を健康に
保ってくれる強力な武器になるので
まずは気づいたときに意識して歩いてみましょう。
歩き方以外の身体の使い方以外でも
気になることがあれば気軽に
相談してくださいね。