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血行不良の恐ろしさとは?(動脈編)

こんにちは。

東住吉区駒川にある手術前腰痛専門院
西川施術院の西革です。

さて、色々な症状でよく聞くことば「血行不良」について掘り下げてみたいと思います。

「あなたの肩こりの原因は血行不良です」、「あなたの腰痛の原因は血行不良です」などと言われた事は無いでしょうか?

本当に治療院などではよく聞く言葉ですが、血行不良を深く考えた事がある!あるいは治療院で説明してもらった!という方はいるでしょうか? いるとしても恐らく少数派では無いかと思います。

今回はカラダにおける血行不良がどのような影響を及ぼすのかを考察してみたいと思います。

「血行不良」を単純に理解すると、血液が十分に行き渡らない状況を指していますが、これよく考えてみると中々恐ろしいことだとは思いませんか?

御存知の通り人のカラダは呼吸により酸素を取り入れて、血液を循環させることで全細胞に行き渡らせ、また各細胞の呼吸後の老廃物や不要物を回収することで生命を維持しています。

 

「血行不良」が起こっている時、動脈の血行不良なら酸素や栄養が十分に細胞に届かないことを意味します。 また静脈なら老廃物が回収できてないことになります。

当然ながらどちらもカラダにとって不都合なことなのですが、もしあなたのカラダで起こっていたらどうでしょうか?

例えば、首の動脈で血行不良が起こっていた場合を考えてみましょう。(首コリ、スマホ首、ストレートネックなど色々な症状を引き起こします)

多くの場合「血行不良」は筋肉が縮んでいる(固くなっている)時に起こります。

筋肉が縮んでいる訳ですから血管は圧迫されて血液の通り道が狭くなり、それより先の部位へは運ばれにくくなりますが、、

首の先には何があるでしょう?

そう目・鼻・口・耳、そして脳・・・

人の機能を司るものの多くがその先にあります。

耳へ血液が届かなければ聞こえにくくなるでしょうし、鼻へ届かなければ匂いを感じにくくなることもあります。

目へ血液が届かなければ視力は落ちやすいでしょうし、脳へ届かなければ頭痛を起こすこともありますし、認知症のリスクも高くなります。

いかがでしょうか?

これらは、頸動脈周辺で血行不良が起こっている時に現れ得る症状の一部ですが、どれをとっても自分自身に起こると嫌な症状ばかりでは無いでしょうか???

少なくとも私にとってはなりたくない嫌な症状ばかりですので、自身は首が凝らないようにとても気をつけています。

首以外も考えてみましょう!

 

例えば部位を限定せずに大腿部や鎖骨の周りなど大きな動脈周辺で血行不良が起こっていればどうでしょう? どんな症状が起こるか考えてみます。

大きな動脈で血液が流れにくくなると、全身への血液循環が悪くなるので全身へ回すためには圧力を上げざるを得ませんね。

これが高じて高血圧と呼ばれることもあるのだと思います。

(最近、テレビでお医者さんが高血圧の原因は血行不良と言われる方が出てきていますね)

カラダは常にいい方向へ導こうと働いていますので、全身に血液が回りそうになければ圧力を上げようとしますし、固くなって血行不良を起こしている箇所があれば血管を拡張しようとその血管周辺に物質を出して血流を確保しようとします。(この血管拡張するため血管周辺に出している物質を慢性痛と捉えていると考えられています。)

ちなみに生理学の「標準生理学」という全世界共通で使われている教科書には花粉症・高血圧の原因は血行不良であるとハッキリ記載されているのですが、このように原因から考えると納得できるのでは無いでしょうか?

いかがだったでしょうか? 今回は「血行不良」特に動脈で起こった場合を考察してみました。

「血行不良」は痛い・だるい・重い・突っ張る・冷えるなどなど様々な症状を誘発しています。

これは軽く考えては行けないな!と思わなかったでしょうか?

健幸館では「人のカラダは常にいい方向へ導こうとしている」こと、また筋肉への強い刺激はカラダには良くないことを理解し、揉まずに緩める施術を行っています。

カラダの諸症状でお困りの方は健幸館の施術をぜひお試しください。

少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

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